fiidoとイベント仕事のベストなやり方
私は、「買い物をするために仕事している」と言ってもおかしくないほど買い物が好きです。
「滑らかに流れるように毎日を過ごす」ことを求めて、仕事や暮らしに役立つアイデアグッズを買い集めています。コラムでは、これまでに買ったイチオシの道具とその道具たちが仕事や暮らしでどんなふうに活躍しているかをご紹介します。
今回ご紹介するのは、電動バイクです。
fiido 免許不要な特定原付
今日ご紹介するのは、最近購入した大物、fiidoという特定原付。
普段は車での移動がほとんどですが、ちょっと会社に用事がある、備品や食材の買い忘れ、PTAの仕事で学校へ…などなど、小出掛け用にどうしても欲しかった一品です。
fiidoの魅力
買ってみた感想は・・・控えめに言って最高!
特定原付を探す時にどうしても欲しかった要素は以下の5つ。
- 自転車のように見えること(ご近所で目立ちすぎないように)
- 荷物入れがあること(PCと書類は常に手放せない)
- 座りながら運転できること(疲れないように)
- 車輪がある程度大きいこと(こけないように)
- 車に乗せられること(移動先で乗りたい)
探しに探して、やっと見つけたのが「fiido」です。
今日はさっそくfiidoの出番がありました。
明日のイベント現場で使う、マニュアルと台本の大量出力で会社へ。
イベント仕事のやり方
長年イベントの仕事もさせていただいていますが、イベントの現場で一番必要なのは瞬発力。(運動神経といってもいいかもしれません。)
どれだけ準備しても、現場で不測の事態はつきもの。その場で起こったことを瞬時に判断して解決のために動く能力が必要です。
なので、向き不向きがあると思うんですよね。
ベートーベンでは、事前制作と現場は「分業スタイル」です。
企画から本番前までイベントの準備を進めるチームと、現場を運営するチームに分かれます。
イベント業界ではそのやり方はかなりレア(最初から最後まで担当は同じスタイルが一般的)ですが、私は分業スタイルがベストなやり方なんじゃないの?と実は思っています。
分業スタイルのメリット
分業スタイルのメリットはいくつもありますが、主には3つ。
1.現場のパフォーマンスが上がる
ほぼ毎日のように現場を行なっているスタッフが担当するため、現場での判断は的確&スピーディです。不測の事態にも難なく対応できる姿には、毎度惚れ惚れします。(これが制作スタッフだとなかなかできない。)
2.現場の裏で制作ができる
現場で起こった出来事を解決する際、時に作り物や顧客対応など、制作が担当すべき物事が発生します。本番日は、現場に制作ルームを設ける場合もありますが、制作場所としては環境が不十分。会社で遠隔支援をすることもしばしば。PCを使った作業や電話対応があるため、wifiの安定した落ち着いた制作ルームで作業をするのが最も効率的です。
3.疲弊しない
イベント業界は、人の入れ替わりが激しい業界です。これ、「しんどい」というのも大きな理由の一つなのではないか、と思うんです。企画から現場まで、全部ぶっ続けでやると、正直体力の限界です。大きなイベントが終わると、燃え尽き症候群になるくらい。一人にかかる負荷が大きすぎるのも、人が辞めてしまう原因なんじゃないかと思っています。
その点、分業スタイルはみんなでやる楽しさと効率性があります。
クライアントからは、事前からの話がわかっている制作担当が現場にいないと不安、という声をいただいたりもしますが、ご安心ください。これまでの経緯も含めて、情報共有は徹底しています。
今まで準備してきたものを本番でさらに最高のものに仕上げるために、分業スタイルがあるんです。
こんなイメージ↓
つい先日も、クライアントのクライアントから、現場の動きが最高だった!と感激のメールをいただきました。「やっぱりこのやり方最高だよね」とほくそ笑んだのは間違いありません。
さて、出力を終え、明日からの備品を現場チームに託したので、急いで自宅に戻り(弊社はリモートワーク)、次の仕事へ。本番の成功を祈っています。
現場で万が一備品の忘れ物があったら、愛車fiidoでお届けに伺います!